週刊KONMA08

『週末息子と見る映画』のKONMA08の趣味の世界へようこそ♪

旅人物語 第二十二話

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

konma08.hatenadiary.jp

 

《前回までのあらすじ》

当時18歳…ちょうど30年前のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムのあの第1話のガンダムのように立った!

そしてあ~だこうだで帰りの電車賃を稼ぐために帯広の牧場にて牛の乳しぼりのアルバイトを始めたのだが… 

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

ここでのバイトも残すところあと2日…

なんとか夏休みが終わるまでに大阪に帰れるかな??

…なんて思ってましたら…

25日(金)までいてくれへんかと言われまして…

大変お世話になってますし私なんかでよかったらいつまでもお仕事させて頂きますよ!!

…なんてことは当時の私はミジンコほどにも思ってなく

日記には

うをぉ~っ!! あと5日も朝の5時起き??

腰は大丈夫か!? 

鼻水は止まるんか??

大阪には生きて帰れるんか??

それと

たくさんの女性の名前ばかりが書かれておりました。

会いたい~! 会いたい~っ!! 

…って。

おぉーおぉー若いのぉ~…。

 

旅人物語 第二十二話 

 8月24日(木)

明日でこの牧場での牛の乳しぼりも終わりかぁ…

という訳でありがたいことに送別会。

明日も最後の乳しぼりがあるというのに飲めや踊れやのお祭騒ぎ!

ビールも飲んで美味しいご飯もたくさん食べて…

そしてありがたいことに担当のTさんが気持ちといって私にカンパしてくれたのでした!!

f:id:konma08:20180629021028j:plain

思い返せばたかが10日間の住み込みでの乳搾り。

搾りたてのミルクを飲んだり高いサイロの上に登って一面に広がる畑を眺めたり…犬のリリィとや100頭近しいたメス牛たちとのハーレム(?)な生活…

そして日記を読んでて『!』と思ったことが書かれてたんです! 

この10日の間に私はなんと牛の出産に立ち会うことができたのです!

担当のTさんも出産はそうもお眼にかかったことがなく奥からばあちゃんが出てきて『ここは任せなはれ!』と言わんばかりの手際の良さで無事出産!!

しばらくして震えながら立ち上がる子牛を見て泣きそうになりました…

しかも…しかもですよ!

私はこの10日の間にこの牛さんの出産に3回遭遇するのです!

そこでばあちゃんが言ったセリフが日記に記されていたんです!!

こんな短期間で3回も出産に立ち会えるなんてめずらしいなぁ。

きっと子沢山に恵まれるべ(と蝦夷弁で)

 ……

ここか~っ!!

我が家の子だくさんの謎が判明したのでした…。

   …つづく

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

更新日の日はコメントを読めるのが楽しみでワクワクしております。

できる限り皆様のブログにもお邪魔したいと思っておりますので

これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

お時間のある時にでも遊びに来て下さいね。

また【月刊KONMA08】でいただいた

ブックマーク及びコメントの返事は毎週月曜日の記事に更新予定であります!

そして…

俳句でも川柳でもなくただただ五・七・五で詠むだけのくらぶ…

【ご・しち・ご くらぶ】その

大絶賛(?)更新中~!!

konma08.hatenadiary.com

次回のテーマは【新年】です!!

皆様からの五・七・五な作品募集しております!!

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旅人物語 第二十一話

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

今週は皆さんのブログに全くお邪魔できなくて

申し訳ありませ~ん!!

しばらくは予約してる分と

コメントのお返事だけになるかもですが…

見捨てないで下さい~ん(ToT)

 

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

konma08.hatenadiary.jp

 

《前回までのあらすじ》

当時18歳…ちょうど30年前のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダム第1話のあのガンダムのように立ったのである!!

 そしてなんやかんやで帰りの電車賃のなくなった私は帯広にある牧場で牛と戯れるバイトをすることとなる…

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

大阪を離れて10日が過ぎました。

牛の乳しぼりのバイトも2日目にしてなんとなく要領は分かってきました。

が…

慣れない仕事とあってとにかく腰が痛かった!!

フォークみたいなんでワラを積む作業…

そう【ハイジ】とかでペーターが適当にやってるように見えるあの作業がまぁ意外と腰にくるのよ!!

いつも読んで下さってるブロガーさんのmaman (id:mamannoshosai)さんもコメントで書いてますように実はペーターってただ者ではないんですよね…だてにハイジに恋してませんね!!

100頭近しいるメス牛なんですがそれぞれに名前(血統?)があって
エリザベス三世…とか
ジョセフィーヌ…とか。
まぁなんてフランソワ~なお名前なんざんしょ。

そういえばちゃこりん (id:cyakorin) さんから

ジョセフィーヌ達に囲まれてなんともハーレムな日々ですね。

そりゃ腰にも来ますわ(^w^)

なんてコメントをもらったんですが…

そうそうエリザベスやらジョセフィーヌに囲まれて毎日がウハウハなハーレム状態でなんぼ身体があっても足りましぇ~ん!!

…ってドあほうっ!!

 

旅人物語 第二十一話 

 もう来る日も来る日も

ひたすらに朝の5時には起床して100頭近しのメス牛たちのお乳を雑巾でふきながらミルク吸い取りマシーンを装着させ牛を放牧しワラを積んだり糞の処理したり…

この頃の日記はただただ踊った字で腰が痛い!!と…。

もう毎朝布団から出て立ち上がるたびに

『コンマが立った! コンマが立った~っ!!』

とハイジネタを思う暇もありませんでした…。

オマケに鼻炎持ちの私はこのワラ積の時にでる砂ぼこりで完全に鼻をやられてしまいお鼻からお汁様が滝のように垂れ流れててKONMAの得意料理の鼻の穴ティッシュペーパー詰めを毎日しておりました…

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 8月20日(日)

今日は日曜日…という感覚は全くありませんね。

ここでのバイトも残すところあと2日…

なんとか夏休みが終わるまでに大阪に帰れるかな??

…なんて思ってましたら…

25日(金)までいてくれへんかと言われまして…

大変お世話になってますし私なんかでよかったらいつまでもお仕事させて頂きますよ!!

…なんてことは当時の私はミジンコほどにも思ってなく

日記には

うをぉ~っ!! あと5日も朝の5時起き??

腰は大丈夫か!? 

鼻水は止まるんか??

大阪には生きて帰れるんか??

それと

たくさんの女性の名前ばかりが書かれておりました。

会いたい~! 会いたい~っ!! 

…って。

おぉーおぉー若いのぉ~…。

 

この日のお昼休みに

あと5日もバイトせなアカンのかと思った私は

牧場にある高さ13メートルもあるサイロの上まではしごで登り

延々と続く畑と大地を眺める…

そして

この畑に雲の影が写ってるのを見てどえらい感動してしまいました!

うをぉ~!!ナウシカラピュタで見たことのある景色!!

見たことありますか??

雲の影ですよ!?

たかがバイト期間が3日延びたぐらいで凹んでる自分がちっぽけに見えてきました…さすが北海道はでっかいどう!! 

そして…

このサイロを降りる時がめちゃめちゃ怖かったKONMA少年であった…

いやホンマ足がガクガク震えてたのを思い出しましたよ…

 

   …つづく 

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

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これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

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また【月刊KONMA08】でいただいた

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そして…

俳句でも川柳でもなくただただ五・七・五で詠むだけのくらぶ…

【ご・しち・ご くらぶ】その八は…

12月3日(火)更新予定です!!

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旅人物語 第二十話

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 《前回までのあらすじ》

当時18歳…ちょうど30年前のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。

そしてあ~だこ~だで帰りの電車賃を稼ぐために牧場での牛のうししぼり…ではなく乳搾りのアルバイト生活が始まったのである…

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

住み込みでのアルバイトが決まり久しぶりの暖かいうどん汁に涙が出てしまい久しぶりの屋根のある部屋で暖かな布団にくるまって寝ていた。

暖かい…ってなんてありがたいことなのでしょう。

今こうして当時のことを思い出し改めて雨風をしのぐ屋根があり暖かな布団があることに感謝しました。

旅人物語 第二十話 

8月16日(水)

さぁ始まりました牛の乳しぼり。

台風が接近していた雨の中…Tさんに色々と教えてもらいながら作業。

100頭近しいるメス牛を端から順番に立たせて胸の部分を拭きミルクを吸い取る吸引機の口をポンポンと取り付けていく作業。

そして放牧させてる間に牧草と寝ワラを入れ替えて掃除やら何やら…

 汗をかいた後の久しぶりのお風呂!!

そして働いた後の暖かいご飯とみそ汁~!!

初日である今日はもう何をしていいのかサッパリ分からなく
あっ!!…という間に一日が終わりました。

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8月17日(木)

大阪を離れて10日が過ぎました。

思った以上に粘ってる…というか帰りの電車賃を稼がねばアカンから粘らざるをえないんやけどもね…。

2日目にしてなんとなく要領は分かってきました。

が…

慣れない仕事とあってとにかく腰が痛かった!!

フォークみたいなんでワラを積む作業…

そう【ハイジ】とかでペーターが適当にやってるように見えるあの作業がまぁ意外と腰にくるのよ!!

言うところのロッテンマイヤー腰痛(何のこっちゃ)ですわ。

100頭近しいるメス牛なんですがそれぞれに名前(血統?)があって

エリザベス三世…とか

ジョセフィーヌ…とか。

まぁなんてフランソワ~なお名前なんざんしょ。

そんなことを思いながらメス牛たちと名前のない10頭近しのオス牛たちを放牧します。

その間にあ~だこうだと掃除をし時間になると牛たちは戻ってくるのですが…

なんとメス牛たちは間違うことなく自分の小屋に戻ってくるのです!

賢いな~!!

そしてこの日のお昼はお盆ということで…

カニやらエビやらお酒も飲め飲めの豪華な料理でありました!

これまた五臓六腑に沁み込んだお酒とともに

私は深い眠りへと…

   …つづく

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

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これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

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【ご・しち・ご くらぶ】その九は…

12月3日(火)更新予定!!

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旅人物語 臨時号!!

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

konma08.hatenadiary.jp

 

…と前回の【旅人物語】第十九話を書いたのが今年の7月…

そして忘れてはならぬと【総集編】なるものを前・後篇で書いたのが8月…

気が付けば3ヶ月もの月日が流れ…

そして今年も残すところ40日近しとなったのであります…

物語も佳境に入り(と思う)今年のうちに完結させようと思っていたのに…

とりあえず今回は前回までの話を再び簡単に思い出そうと。

そう…勝手に【旅人物語:臨時号】です!!

まぁ今更何が臨時なんかは札幌ワカメラーメンなんですが。

 

1989年 8月7日(月)

当時18歳だった私は大阪を旅立った…

片道切符で北海道を目指し…

……

……

さぁ皆さん。

どんな話だったか思い出しましたか??

え?? 簡単すぎるやろ??

…失礼しました。

ではどんなお話だったか忘れた方はこちらの総集編をお読みください。

www.konma08musuko.com

www.konma08musuko.com

え??

そんなんいちいち読んでられへん!!

…ですよね…私もそうです。

まぁ【青春の18キップ】というJRの一日普通電車乗り放題の5枚綴りのキップ片手に寝袋背負って途中財産をかけてパチンコをしたりして3日めに憧れの地…北海道についに辿りついたのですが手持ちのお金が690円!!

『困った時に読め』と言って親父から渡された手紙の中味は現金3万円!

うをぉ~!!と叫びながら散財した私は札幌近辺を命懸けでブラブラした挙句の果て…アルバイトをしようと思ったら断られて凹んでいたらたまたま出会ったMさんが私の住んでいた場所の近所の人でMさんに『帯広のカニの家》に行ったらバイト紹介してくれるで』と教えてもらい早速帯広にれっつらごぉ~!!

そこで紹介してもらったアルバイト先にて久しぶりに温かいうどんを食べて涙を流しそして…しばらくの間住み込みで牛のうししぼり…ではなく乳搾りのバイトが始まったのでした…

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よし!

なんとなく思い出した!! 

 

 という訳で…

ようやく重いお尻とお腹を上げて最新話を書きました!!

11月22日(金)更新予定です!!

さぁ年内に完結できるでありましょうか??

物語はいよいよクライマックスです??

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

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そして…

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【ご・しち・ご くらぶ】その八

大絶賛(?)更新中~!!

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旅人物語 総集編:中の巻

こんにちは~!!
5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

なんかこの盆休みで力尽きてしまい

ブログも今回のこれしか

ストックできてませ~ん(>_<)

コメントの返事もできてませ~ん(ToT)

すみませ~ん(T_T)(T_T)(T_T)


私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。
只今絶賛連載中の【旅人物語】も佳境に入りました。
今まで読んで下さった方も…
また最初の方を知らない方…
そして私自身が内容を思い出すため(?)
前回と今回に分けて今までのお話をでぃれくた~ずかっと。
あの頃を振り返りたいと思います。

 

1989年 夏…

当時18歳…ちょうど30年前のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。
しかし時間のあった私は観光するでもなくパチンコをしてしまい…

手持ちの残高690円な~り~!!

どうする!? オレっ?? 

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。 


It's A Long Road - Dan Hill w/ Lyrics

こちらの曲は映画ランボーのエンディング曲です。

私のもう一つのブログの映画主題歌ベスト10の記事の時にベスト10入りしてる曲なんですよぉ。

よければそちらの記事も覗いてみて下さい。

konma08.hatenablog.com

寝袋片手に道路を歩くとこの曲が頭に流れんねんなぁ。

あの頃を思い出します。

ではこの曲を聞きながら旅人物語】をどうぞ!!

 

8月10日(木)

JR札幌駅で朝を迎える私…

当時は今のようなキレイな札幌駅の大工事中だったため至る所にテントのような場所があった。

そのテントの片隅などでバイカーの人らが寝袋で寝たりしてたので私も同じように寝袋敷いて一夜を明かしたのです。

残金690円…

…どうしたものかと悩んだ時…ふと親父の言葉が脳裏に蘇る…

親父『困った時に読め

 ※旅立つ前日に親父にもらった手紙の話…こちらもどうぞ。

konma08.hatenadiary.jp

旅人物語:総集編~中の巻~

旅立つ前日に親父にもらった手紙…

きっと何かヒントが隠されているのだろう…

それとも松下幸之助の励ます名言が書かれてるのか??

この手紙は読むまいと思っていたのだが…まさか…まさかこんなにも早くお世話になる時が来ようとは…。

そう思いながら茶封筒を開けた。

 私『【読め】??福沢諭吉が1枚2枚3枚…』

そうなのである。

茶封筒の中には輝く福沢諭吉さまが3枚…3万円入っていたのである!

うすうすお金ではなかろうかとは思っていた。

私『な…何が【読め】や…ったくホンマに…』

やはり親父にはかなわんなぁ…。

 

さてここで問題です。

残金690円の私が親父からの3万円を読んだ(見た)後…どのような行動を取ったのでありましょうか?

A:このお金を元に倍以上に増やしてやろう!とパチンコに行く。

B:このお金は使えへん!とバイトを探し始める。

C:このお金でとりあえず帰れそうやな。と安心してもう一眠りする。

 

…さてどれでしょう?

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※ここから日記に書いてる文章をそのまま記載しますね。

親父のバカヤロ~っ!!

でもめちゃくちゃに感謝していますよぉん。

これでなぁんとか夏休みは生活できそうだよねん。

と思い寝た…。

そして…

ヒマやしせっかく札幌におるんだからと観光めぐり。

まぁパッと見ぃは大阪も東京も札幌もみな一緒やね。

時計台とか道庁そして大通り公園・TV塔などを見て回りました。

まぁかなりリッチになったのでススキノを抜けラーメン通りでラーメンを食べました…

 

という訳で正解は…

このお金でとりあえず帰れそうやな。と安心してもう一眠りする。

…でした。

でも当時18歳の私よ…何しとんのよん…。

ここは『くっそぉ~!!このお金は使えん!!』

とちゃうのかいな??

あぁ情けない情けない…

もしあの頃の私にモノ申せるのならこう言いたい…

何しに北海道に行ったんや?

と…。

そしてラーメンでお腹の満たされた私は今宵も札幌駅に寝るのでした…

翌朝。

私は札幌を歩いて回ろうと決意します。

まさかこれが恐怖の札幌道中巡りになるとも知らずに…

 

8月11日(金)

 当時の日記の書き出しより

『あぁ~ん…もう歩けません。私のこのカワイイ足くんが死んでます…どうしよう…』

私の身体に何が!?

この日の朝…前日の札幌ラーメンのぬくもりを胸にすがすがしい朝を迎えた。

札幌近辺を歩いて回ろうと思った私はまずは中島公園という所に行った。

池や小さな滝に見とれてチラッとスケッチなどをしてたらおばさんが近付いてきて色々と世間話をして下さり心が和んだ。

しばらくして観光案内所に行き行けそうな場所を詮索し札幌芸術の森という名前が目にとまったので行くことにした。

観光案内の人に道のりを聞いた時に

『バスなら40分ぐらいで…え? 違う?? 車ですか…ええ? 歩き?? こっから歩いて行くのですか?? せめてバスで行かれた方が…』

と何度も念押しされた意味はこの時まだ分からなかった…

『歩いていけないこともないですが…』

観光案内の方の心配をよそに今思えばとんでもない格好(旅行バックにサンダル…水筒などは持っていない)で芸術の森を目指すのでした…。

ただひたすらに豊平川の川沿いを歩きました…

もう延々と…

今思えば何で電車とバスに乗らなかったのか…

それはたとえ親父から受け取ったお金があったとしても必要最低限しか使わないでおこうと思ったからなのか?? 若き08よ? そうなのか?? そうなんやな??

 

そしてようやく札幌芸術の森に辿り着くが…

日記にはこう書いてあった…

『この暑さに耐えきれず川に入りながら歩き…ふんでふんで着いた。はちゃめちゃに長い…もう死んだ死んだ…』

と。

せっかく着いた札幌芸術の森のことが書かれてなかった…日記には。

そして私の記憶にもこの公園がどんなだったのかまるで残っていない…

なぜならこの後…さらなる試練(?)が私を待ち受けてるからだ!!

日記にはこう続いていた…

『もう死んだ死んだ…。で、そっから滝野すずらん丘陵公園まで歩いて来たんだけども…』

この札幌芸術の森から滝野すずらん丘陵公園までの道のりが恐怖の始まりなのでした…。

歩き疲れた私はしばらく札幌芸術の森で休んだあと

『確か滝野すずらん丘陵公園っていうのがこのへんにあったはずや…滝って名前が書いてあるしせっかくやからそこで寝ようか?』

札幌駅に(またあの地獄のロードを) 戻るよりは滝野すずらん丘陵公園の方が近いんとちがうかな??…なんて甘い考えが私を恐怖の坩堝に陥れるっ!!

まだ日の明るい夕方に札幌芸術の森を出た私は疲れた身体にムチ打って歩いた…。

北海道に住まわれてる青空 ぷらす (id:aozprapurasu)さんのコメントに中島公園から札幌芸術の森まで12Km以上でそこから滝野すずらん丘陵公園まで10Km。合計22Km以上を歩きで…若さって凄いですねぇ』と…。

ただただ道路に表示されている滝野すずらん丘陵公園という看板だけを頼りにトボトボと歩く…山道をトボトボと…

日が沈み始めた頃にやっと気付くのである…

この山道には外灯がなぁ~いっ!

と…

30年も前のこと。

コンビニはもちろんのこと自動販売機もなく山のふもとには町の灯りも見えず車も通らない北海道の山道…暑さでのども渇いていたが水筒も何も持ってないノ~天気男の私。日が沈むとだんだんと真っ暗になり肌寒くて私の三杉純のようなガラスのハートドキドキハラハラが止まらなかった。

三杉純?? 誰??…ググって下さい。

が…しかし。

ふと空を見上げると大阪では見たこともないような星たちが大地を照らしていた。

が…上を向けば明るいですが山道はもう闇ですわ。

やがて目もなれてきて何とか道は分かるようになってきた。

それでも人の気配はもちろん車も通らない山の夜道はとてつもなく恐ろしかったに違いない…記憶では暗い看板の文字しか覚えてないねんけどね。

そして何時かは分かりませんが滝野すずらん丘陵公園の看板が見えました!!

『おぉ~っ!! やっと着いた~!! …??』

そう…やっと着いた滝野すずらん丘陵公園

あんなに夢みた滝野すずらん丘陵公園

暗い夜道を歩いてきた滝野すずらん丘陵公園

ぼくらの仲間だ滝野すずらん丘陵公園

なのにそこにはでかでかと入場門があり…

閉まってました…

『ウソやん…』

普通に無料で入れる公園やと思ってたのに…入場門とな??

そして私はそのまま近くにあった駐車場でバタンと倒れ込むように深い眠りにつくのでありますが…

  

8月12日(土) 朝…

薄明るくなってきて目覚める…

さすが北海道の山中…死ぬほど寒かった…

いちよう寝袋で寝てたんですけどもね。

そして昨日の夜は真っ暗だったのと疲れてたので気付かなかったんですが…

目覚めた駐車場のすぐ側は…

墓地だったのです!!

青ざめる私…そのまま見なかったかのようにトボトボと入口まで向かう…

???

滝野すずらん丘陵公園のオフィシャルサイトを覗いてみたのですが…ない。

墓地っぽいところが見当たらないんやけども…??

この日の日記には

『はぁなんとか無事生きてました。でも正直いってとてもとても怖かったです…なんせ目覚めれば墓地…それにとっても寒かったです』

とだけ書いてあるのですが…。

恐らくであるが私はこのあとここまで来た道のり…恐怖の死の道…22Km以上あるデッドロードをまたまた歩いて札幌駅に帰る(?)んやけども…その道中があまりにも辛すぎて墓地の描写が記憶から消えているのかな??と…

一体何だったのか??

疲労からくる幻想?? 夢? 幻のごとく??

※後日青空 ぷらす (id:aozprapurasu)さんのコメントで

恐らく真駒内滝野霊園ではなかろうか?

と教えてもらいました。

 

滝野すずらん丘陵公園で滝を眺め…昨日の疲れを癒し…そして…札幌に向かう!!

帰りの道中はお店はもちろんジュースの自動販売機すらな~い!!

水筒も何も持ってない私はノドがカラッカラ…

日記にも

『今日は死んだ…最高に死んだ…』

と書いてある。

もうただひたすらに山道を下って来るのでした。

そして滝野すずらん丘陵公園を出て7時間…

私は中島公園に戻ってきたのでありました!!

ただ前日と違うのは昨日は段々と山の真っ暗な山道を登って歩いたのに対しこちらは暗くなってきても外灯があったこと。

灯りがあることで心がこんなに安らぐなんて。

それに見て見て!!

『今夜はこの中島公園で寝るんやけどもホラホラ…カップルばっかり。

うらやましいやんか…アカン…旅立って6日めにしてさみし~なってきた…つらいよぉ~ん』

日記にはこう書いてあった…。

 

8月13日(日)

小雨が降っていた…

朝から悪寒と頭痛がする…風邪やろか??

昼過ぎまで屋根のあるベンチに座り友達への暑中見舞いを書いていた。

そして

親父からもらった封筒に入っていたお金にいつまでも頼ってられへんと意を決してアルバイトを探し始めるのでした。

旅行鞄と寝袋を背負ったサンダルの青年が札幌の都会を歩きまわりアルバイト募集の貼り紙を探していた。

ある一軒のラーメン屋さんがあったのでアポなしでいきなり店長を呼び出し…

私『あの…そこの貼り紙みて。アルバイトしたいんですけど…』

この妖しげな私を下から舐めまわすように見る店長。

店長『? 住む所あんの??』

私『今 札幌駅で寝泊まりしてます…』 

……ええ。

もちろん断られました…ものの3秒で!

ドラマのように『家に泊まりな』という返事がくるものだと思っていた。

なのでかなりショックで悔しくて悔しくて悔しくて。

やけになってお金を散財するのでした…もちろんパチンコはしてませんが。

友達へのお土産を山ほど買って余計に荷物が増えるというアホまるだし。

3日ぶりの銭湯で汗を流し洗濯もして再び札幌の駅に寝袋を敷く…。

するとリュックに寝袋を背負ってる30歳ぐらいの1人の男性Mさんが

M『ここ空いてる? 寝袋敷いてええかな?』

私『どうぞどうぞ』

M『兄ちゃんどっから来たん??』

私『大阪ですけど』

M『おお。俺も大阪の吹田市や』

私『ええ~!? 僕も吹田の◎◎ですけど!!』

M『ウソやん!? 俺も◎◎の××に住んでるで!!』

私『マジっすか!? めちゃめちゃ近いやないですかっ!!』

そうなんです。もうメッチャ近所に住んではったのです!!

そこで私は今日までの道のりとバイトを断られたことを話てました。

すると…

M『帯広に【カニの家】っていうのがあるわ。夏場はツーリングとかで旅してる人らのキャンプ地みたいになっててバイト紹介してくれるで。JRの貨物の荷降ろしとか1日1万円ぐらいくれるんちゃうか』

おぉ~何という素晴らしくありがたい情報なのか!!

 

8月14日(月)朝方…

Mさんも20歳ぐらいの時に私と同じように寝袋片手に北海道に来た話や今回は結婚前の最後の独身旅行ということで10年ぶりに寝袋片手でやって来た話などをしておりました。

『安くて美味い食堂があるで』と北海道大学の学生食堂まで案内してもらい朝御飯を御馳走してくれたのでした。

もう何というありがたいお方なのでしょうか…。

残念ながら大阪に帰ってからMさんと会うことはなかったのですが今にして思えばひょっとして若かりし父が私に手助けをしにきてくれたのか…なんて。

そしてMさんと別れいざ帯広へっ!! 

 久しぶりに乗った電車はアホみたいな歩きよりも遥かに居心地が良かった。

そして帯広に到着。

ありましたありましたカニの家】~!!

駅前にテントが張ってあってバイクが何10台も止まってて…

今もあるのかな~って思って調べてみましたら…

ありました~!!まさにこの写真ですよ~!!

うわぁ~ん…懐かしいぃ…泣けてきた…。

pucchi.net ただ…今は当時の面影はなくだいぶ離れた場所にログハウスになって今でも旅人を迎え入れてくれてるそうです~!! 

このカニの家】がね…もう泣けてきちゃうんですよぉ~ん。

   …つづく

 

さぁ今まで書いた【旅人物語】の第十五話までを2回に分けて総集編をお届けしましたが…

いかがだったでしょうか?? 

この後にカニの家】にて無事バイトをみつけれるのですが…

物語もいよいよクライマックス!!

konma08.hatenadiary.jp

最新話は近日更新予定であります!! 

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

更新日の日はコメントを読めるのが楽しみでワクワクしております。

できる限り皆様のブログにもお邪魔したいと思っておりますので

これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

お時間のある時にでも遊びに来て下さいね。

また【月刊KONMA08】でいただいた

ブックマーク及びコメントの返事は毎週月曜日の記事に更新予定であります!

旅人物語 総集編:上の巻

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

只今絶賛連載中の【旅人物語】も佳境に入りました。

今まで読んで下さった方も…

また最初の方を知らない方…

そして私自身が内容を思い出すため(?)

今回と次回に分けて今までのお話をでぃれくた~ずかっと

あの頃を振り返りたいと思います。

 

はてなブログを書き始め様々な方のブログを読むようになった。
そこでコメントなどをしてるうちに色々な呼び方をされるようになり、こちらも呼ぶようになった。
そんな中…1人のブロガーみ~さんに何がきっかけだったのか忘れてしまったが、いつの間にか【旅人さま】と呼ばれるようになる。

miepallum.hatenablog.com

色々とやりとりをしてると頭の中に【旅人】という文字がインプットされ寝袋片手に1人旅をしていた頃を思い出すようになった…

 

私はこの曲を聴くと旅立ちたくなるねんなぁ。

youtu.be

ポーラ・コール『I don't want to wait』です。

こちら映画シティ・オブ・エンジェルでの挿入曲でもあります。

と、いう訳でこの曲を聴きながら【旅人物語】をどうぞ。

 

旅人物語:総集編 ~上の巻~
あの頃私は日記をつけていた…
18歳の青春まっただ中のあの頃…
久しぶりに手に取り読み直す…

f:id:konma08:20180121141827j:plain

ぼくの人生の中の ほんの一瞬の出来事が ここに書きこまれる

こんな書き出しで始まる私の日記は1989年1月1日の出来事から書かれていた。

ちょうど高校3年生の冬休み。

友達の紹介で信州は志賀高原のスキー場のホテルでのアルバイトのことから始まり学生時代のこと、己の恋愛歴など読み直すとこっ恥ずかしい文章と誤字脱字の嵐に『小学1年生の時の子供たちの作文と同じやん』と笑い30年近し前のことを懐かしく思い出す…

そんな日記の私はある人と出会い18歳の夏にあることを決意する…

 

1989年 8月6日(日)

明日いよいよ片道キップで寝袋片手に独り北海道に旅立とうとしていた。

その旅立ち前の日記の書き出しがこうだ。

『もう僕は病気だ。いわゆる”恋の病”って奴かな?

まじな話いったい誰を信じたらいいんだろう?

あぁ~悩む悩む。頭がパコパコパコーン!だよ』

…あ、違うページでした…モジモジ…

この頃は青春しとんなぁ~あははははははは~っ。

 

そもそも独り旅を決断したのはある人との出会いであった。

私が親兄弟と松下幸之助以外で初めて尊敬する人である。

しかもたったの2歳上。後に私の師匠となる女性の方なんですが。

その師匠が春に独りオーストラリアに1ヶ月旅立った。

『女性が独りで海外に旅立てたのに男のオレが行けない訳がない』

と思ったものの流石に海外の旅費は…。

なら片道キップで国内のどっか。

あ、でも陸続きやったら歩いて帰ってきそうやし…

ん~行ったことない北海道でええか。

という訳で片道北海道旅行を夏休みに行くと決断するのであった。

ちなみにこの女性がのちの私の…

……奥さん…

…ではありませんので。オホホホホ

 

当時専門学校に通っていた私は学費を稼ぐために夜は大阪は梅田にあるお金持ちが豪遊する街北新地という所で高給取り(当時時給1000円)のアルバイトをしていた。

とにかくここの割烹料理のメニューの漢字が【魚】ヘンばかりで読めなくて…。

お客さんに聞かれても

私『魚料理なんですけどねぇ』

お客『だから何の魚や!?』

という会話をよくしていました。

しかも日替わりのメニューだったのであら大変。

終電で家に帰り学校の課題を徹夜でやり学校で寝る…。

そんな毎日が続いてて『何しに学校に行ってるのか分からん』ようになったので北新地でのバイトを辞めた。学費も学校に頼み細かく分割してもらったのです。

そして高校生の頃からバイトしてた近所のうどんやさんのバイト(当時時給750円)を復帰した。

その頃の日記を読んでいて思い出したがここのバイトで一度スカウトされたことがあった。

女性『うちの店で働かない?』

もらった名刺にはミスタードーナッツ人事部長と。

うどんやさんのバイトでお世話になってたし何よりも可愛い女性がたくさんいたのでお断りしたのやけども…

もしミスタードーナッツで働いてたら今頃どうなってたんやろう?

あっ…全然関係ない話でしたね… 

  

1989年 8月5日…朝

当時18歳の私…

和歌山県は白浜の海より帰還する。

飲んで食べてナンパしたかは記憶にないけど北海道に旅立たなければならないと言うのに痛い出費をしてしまった。

 

翌日 8月6日…

北海道出発前日だというのに全然準備もせず当時初めてお付き合いをさせて頂いてた女性と【魔女の宅急便を観に行く私…。

だからお金がいるっていうのにっ!!

生きて北海道から帰れるか分からないのでバイト先のうどん屋さんへ最後(?)の挨拶に行く。

なんとそこでパートのおばさま方がお金のない私にカンパしてくれたのである。

さすがおば様キラーの異名を持つ私…嬉しくて泣けてきた。

そのバイト先の友達から寝袋ももらった。

本当に至れり尽くせりである…ありがとう。

 

その夜に先ほどの師匠より電話があった。

師匠『明日やね。時刻表とか持った?』

私『時刻表?? 何ですの??』

師匠『え~? 【青春の18切符】で行くんやろ?』

私『ええ。そのつもりですが…』

師匠『18切符はJRの快速電車までなら乗り放題やから効率よく北海道に行こうと思ったら時刻表見ながら電車の乗り換え確認して…』

…と色々とレクチャーを受けたのでした。

ホンマのホンマに何の準備もしてませんでした。

 

そして親父がやって来て…

親父『ちょっと話しよか』

普段口数の少ない父親は昔ながらの背中で語るタイプである。

今でこそ孫やらひ孫もでき穏和なおじいちゃんではあるが昔はそれこそ私にとっては怖い存在であった…

と同時に何やかんやで一番尊敬をしていた。もちろん今でも。

高校を卒業して一緒にお店でお酒を飲むようになり色々と話をし親父に一人の男として認めてもらえたのが嬉しかった。

そんな親父が私が北海道に独り旅するのを聞き呼びだした。

親父の部屋に行くと茶封筒を私に渡して

親父『困った時に読め』

私『読む?』

親父は仕事の関係上昔から松下幸之助が好きだった。

なので幸之助の名言か何かを手紙に書いたのだろう。

私『ありがとう』

親父『とりあえず毎日母さんに電話すること』

※当時携帯やポケベルはないので公衆電話からの2コールを『無事ですよ』と言う合図にしてました。

 

8月7日(月)

旅立ちの朝。

雲一つない晴天…

全財産13000円を握りしめサンダルに普通の旅行鞄...中身はTシャツとパンツを5枚づつと友達にもらった寝袋とおよそ旅人とは程遠い格好で家を出た。

今ならTシャツとパンツは2枚と水筒。身軽な格好で行くだろう。

当時は旅人の知識などなくホンマ何も考えていなかったのが分かる。

朝早く始発に間に合うように家を出る前に母が

『持っていき。具はないから』

と握ってくれたおにぎりを20個渡された。

私よりも先に起きて握ってくれていたのだろう。

当時は素直になれなかったが今思えばなんとありがたかったことか。

まずは大阪駅に着き【青春の18キップ】を11000円で購入。

このキップは1枚でJRの快速電車までなら乗り放題の途中下車もできての5枚つづりのお得なキップ。

時刻表も地図も何もない私は勘を頼りに東へ北へと向かう電車に乗った。

駅に着いては売店の時刻表を立ち読みして時刻と行き先を覚える。

車中は主に日本海側を走っていたので海を眺め乗り換えの駅とか時間のことばかり気になっていた…母のにぎったおにぎりを噛みしめながら…

そして新潟県は柏崎という駅まで着いた。

ホームの待合室は割と広く『ここならゆっくりと寝れそう』と思った。

ら…

駅員さんが来て『ここは閉めますので出てくださぁ~い』と。

『え?うそやぁん。そんなんどないしよう…』

と思いながら近隣マップを見ながら公園を探していたら同じように寝袋片手に寝所を探していた青年がいた。

私『あ、寝る所捜してるんですか?』

O氏『はい。そうです』

私『まさか駅を追い出されるとはねぇ。ここに公園ありますけど一緒にどうですか?』

O氏『いいですね。一緒に行きましょう』

と言う訳で駅のそばにある公園にO氏と一夜明かすこととなりました。

彼は九州に帰る途中だったらしく時刻表を持っていたので北海道までの道のりをメモさせてもらいオマケに荷物になるからとライターと固形燃料と金網をくれました。

 お礼に余っていたおにぎりを渡しました。

今はもうO氏の顔は忘れましたがこの固形燃料と金網のおかげで後々に安く暖かいご飯を食べれるのであります。

そして夜が明けO氏と別れを告げました。

 

8月8日(火)
O氏とは反対の方向だったので別れ5時48分の始発で私の北海道一人旅の第2部が始まった…。
この日の日記を読むと…
『今日は感動の日でしたよ。なんせ景色がめちゃくちゃに良かったぁい。新潟から山形・秋田にかけての海岸沿いがなんとキレイかったことか。まるでドラマか映画で見たような景色でおま』
と絶賛していました(残念ながら記憶には…)。
秋田駅に着き次の発車まで2時間以上あったので私は…
私は全財産の1000円ちょっとを元手にな、な、な、なんとなんと…
食費をかけてパチンコをしたのである。
秋田観光をするでもなく秋田名産を食べるでもなくパチンコをである。
結果…3000円少々勝った。
なのでこの日はマクドロッテリアハンバーガーを食べた。
秋田に来てどこにでもあるパチンコ店に入りどこにでもあるハンバーガーショップに入ったのである。
そしてこの日は秋田県大館駅という所まで行けました。
大阪を旅立って2日目…早くも人恋しくなりパチンコも勝ったことやしと銭湯に行こうと思いました。
駅近くの交番に入り『銭湯は近くにない?』か聞くと、とても丁寧に説明して下さりオマケにめちゃめちゃ近いのに地図をコピーしてくれて。
銭湯の看板が見えてきたんやけど横から風呂桶セットを持ったいかにも銭湯に行きますよというおっちゃんが通りかかったので
私『すみません。銭湯に行きたいんですけど』
と話しかけた。ら
おっちゃん『おう。今からワシも銭湯行くから一緒に行こうか』
とおっちゃんと銭湯に行きました。ら
帰りもおっちゃんと一緒になり外に出ると雨が降っていたので
おっちゃん『なんや兄ちゃん寝袋か?この雨の中寝るとこあんのか?ないならワシの家に来るか?(を秋田弁で)』
という話になり一晩お世話になるのでありました。

『まぁ飲もうや(を秋田弁で)』とビールやら地酒やら食べ物もご馳走になったのでした。

旅立って二日目。初日はおにぎりでこの日も朝はおにぎりの残りに昼抜きの夕方にハンバーガーを食べたぐらいで正直お腹は減っていた。

なので空きっ腹へのアルコールは胃袋に染み渡った。

記憶にはないんやけども日記の字がかなり躍っているので結構飲んだのかもしれへんなぁ…。

 

8月9日(水)

朝方…爆睡してるおっちゃんに『ご馳走様でした。ありがとうございます』の置手紙を残し再び電車に乗り旅立った。

秋田県大館駅を出発し青森駅を越し青函トンネルを抜けて… 

11:59…KONMA08はついに北海道函館駅に上陸したのであった!

産まれて初めての北海道…

夢にまで見た(?)北海道…

北海道はでっかいどぉ…

でもね…

駅近辺が思った以上に人が多かったのと落ち着く(寝袋を張れそうな)場所もなさそうだったので【札幌駅】まで向かうことにした。

途中長万部駅で3時間ほどの時間があったので途中下車し調子に乗ってまたまたパチンコをしてしまい…

残金690円!

!! どうする!? オレっ!?

   …つづく

 

旅人物語:総集編~中の巻~は…

8月23日(金)更新予定です!!

さぁざっと前半部分を振り返ってみましたが…相変わらずテキトーな人間であったなぁと改めて思いました。

それにしてもホンマ私という人間は回りの人たちに恵まれていて物凄く助けられてるんやなぁ…と。

そして親にも感謝せねばならないなぁ…と。

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

更新日の日はコメントを読めるのが楽しみでワクワクしております。

できる限り皆様のブログにもお邪魔したいと思っておりますので

これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

お時間のある時にでも遊びに来て下さいね。

また【月刊KONMA08】でいただいた

ブックマーク及びコメントの返事は毎週月曜日の記事に更新予定であります!

旅人物語 第十九話

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

konma08.hatenadiary.jp

《前回までのあらすじ》

当時18歳…ちょうど30年前のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。

 そしてあ~だこ~だの幸田シャーミンになりながら親父からもらったお金も山菜…いや散財してしまい帰りの電車賃のなくなった私は帯広はカニの家】にてアルバイトを紹介してもらうのでした。

そのバイトというのが…

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

旅人物語 第十九話 

 1989年8月16日(水)…

前日。

住み込みでのアルバイトが決まり久しぶりの暖かいうどん汁に涙が出てしまい久しぶりの屋根のある部屋で暖かな布団にくるまって寝ていた。

暖かい…ってなんてありがたいことなのでしょう。

今こうして当時のことを思い出し改めて雨風をしのぐ屋根があり暖かな布団があることに感謝しました。

さて。

そんな暖かな布団で爆睡していたであろう私。

夜も明けぬ朝にノックする音が…。

と思ってノックのする窓際を見ると…

ギャ~っ!!

 ニコッと笑った男の人が立っていた!!

はっ!!

…そうなのです。

今日から私は牧場で牛さんの乳しぼりのバイトをするのであった!

そういえば以前三男(小3)が

『牛のうししぼりしたいっ!』

って言ってたのを思い出しました。

konma08.hatenadiary.jp

 というか…いきなり窓際にニッコりと立っているのにビビリましたわ。

そんな訳で乳搾り担当のTさんの元…私の牛搾りが始まるのでした…

   …つづく

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…と思ったのですが。

以前たよらこ (id:tayorako)さんから

『短い!!もっと長く書かないと絶交よ!!』

とコメントを頂いたので

もう少しだけ頑張って書いてみますね。

 

 さぁ始まりました牛の乳しぼり。

台風が接近していた雨の中…Tさんに色々と教えてもらいながら作業。

100頭近しいるメス牛を端から順番に立たせて胸の部分を拭きミルクを吸い取る吸引機の口をポンポンと取り付けていく作業。

そして放牧させてる間に牧草と寝ワラを入れ替えて掃除やら何やら…

 

汗をかいた後の久しぶりのお風呂!!

そして働いた後の暖かいご飯とみそ汁~!!

初日である今日はもう何をしていいのかサッパリ分からなく
あっ!!…という間に一日が終わりました。

 

…これでも短いかな…

…でも…限界…

…おやすみなさ…い…

   …つづく

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

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そして…

俳句でも川柳でもなくただただ五・七・五で詠むだけのくらぶ…

【ご・しち・ご くらぶ】その参

大絶賛(?)更新中~!!

konma08.hatenadiary.com

その四8月6日(火)更新予定です!!

次回のテーマは【うちわ】です!!

皆様からの五・七・五な作品募集しております!!

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時給なんぼ? &旅人物語のコラボ??

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

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 《前回までのあらすじ》

当時18歳のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。

 そして湯水のごとく散財した私は帰りの電車賃を稼ぐために帯広はカニの家】にてアルバイトを斡旋してもらうのであった…

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

今回は私が28歳までスーパーアルバイターだった頃の話の《時給なんぼ?》との勝手にスペシャルなコラボとなります~!!

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カニの家】でアルバイトの話を頂いたのだが時給が安いと思うということで、どうしようか悩んでいた…私としてはJRの貨車からの荷降ろしなどハードワークでも短期で稼げるバイトの方が早くに大阪に帰れると思ったからだ。

だが止まっていてもしょうがない…

旅人物語 第十八話 

1989年8月15日…夕方…

私はカニの家】の紹介で住み込みのバイトをすることになった…

割のいいバイトを待っても良かったのだがいつ入って来るか分からない。

何よりも食事代がないに等しい状態だったのでとりあえず動かなければ!!

さて…そのバイトとは…

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時給なんぼ? 2職種目 

2職種目:牧場
経験時期:1989年8月16日~
経験期間:10日間

経験年齢:当時18歳
給  料:日当2000円

勤務時間:朝5時から夕方まで。

     三食の食事と寝床付。

北海道は帯広にある牧場にて雇われることとなりました。

最初は1週間の予定だったのですが、もうちょっといてほしいと言うことで10日間に伸びました。給料も『安いけどいい??』とだけ言われててなんぼ貰えるかは終わるまで謎のまま…

まずは牧場に到着して晩御飯を頂きました。

久しぶりに飲んだ暖かいうどん汁が身体に染みて涙が出てきたのですぅ。

『明日朝は早いからぐっすり寝といてね』

と言われて離れにある真っ暗な小屋に連れて行かれ、そこで寝るのでした。

これまた屋根のある部屋…フワフワの布団…

きっと幸せそうな顔をしたまま深い眠りに一瞬で落ちたんやろなぁ。 

さぁ明日からはお仕事です。

牧場の仕事って何をするんかいなぁ…と思いますよね??

ん?んんん??

そうなのです。牛の乳しぼりをするのですねぇ…。

    …つづく

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

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俳句でも川柳でもなくただただ五・七・五で詠むだけのくらぶ…

【ご・しち・ご くらぶ】発足中!!

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次回のテーマは【うちわ】です!

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旅人物語 第十七話

こんにちは~!!

5児の父のさすらいの旅人ことKONMA08です!

2ヶ月ぶりぶりの《旅人物語》

私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

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 《前回までのあらすじ》

当時18歳のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。

そして札幌をさ迷いバイトも3秒で断られて散財して帰りの電車賃が無い私…凹んでたら何と大阪の近所に住んでいるMさんと偶然出会い『帯広にカニの家】いうのがあるで』と教えてもらい帯広へ… 

駅前のテントでできてる旅人の憩いの場…カニの家】

そこで色々な所にお住まいの色々な方々と色々なお話をしてアルバイトの募集が来るのを今か今かと待つのでありました。 

そして『こういうバイト募集来たけど…どうする?』と。

そのアルバイトというのが…

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

旅人物語 第十七話 

8月15日(火)…

朝方に目覚めアルバイトをどうしようか悩んだ挙句することに決めました。

お迎えの車が来るまでにまだまだ時間があったので帯広の駅近辺をブラブラと歩いたりしておりました。

この日は帯広まつりがある日で 【カニの家】軍団もお祭りに参加…商店街を踊って廻るのですが…もうそのノリというか全国バラバラな処から来てるのに一体感があるようなないような絶妙な塩梅の楽しい踊りで。お酒の一升瓶を回し飲みしながら踊ってたんやけども青森の人が飲めばねぶたの踊りをしたりそれぞれが自分の出身地の踊りを楽しく披露していたのでした。

 踊り疲れ(?)程良く酔った夕方にお迎えの車が来ました。

カニの家】の方々に見送られた私。

この日の日記にはこう書かれておりました。

北海道の《帯広》という町。はちゃめちゃに気に入ってしまったよ。

なぁんせとにかく気に入ったんだぁい。

来年もまたこの【カニの家】に来れたらいいのになぁ…。

と。 

    …つづく

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 本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

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俳句でも川柳でもなくただただ五・七・五で詠むだけのくらぶ…

【ご・しち・ご くらぶ】その

好評(?)更新中で~す!!

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次回のテーマは【うちわ】です!!

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お気軽に参加どうぞ~!!

旅人物語 第十六話

こんにちは~!!

GWはどこかへ行きましたかぁ??

ひたすら家の中の大掃除をして子供たちからブーイングを受けてる

5児の父のブーイングたこ焼き王子ことKONMA08です!

20年前…私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。

konma08.hatenadiary.jp

《前回までのあらすじ》

当時18歳のKONMA少年は【青春の18キップ】片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。

 そして札幌をさ迷いバイトも3秒で断られて散財して帰りの電車賃が無い私…凹んでたら何と近所に住んでいるMさんと出会い『帯広にカニの家】いうのがあるで』と教えてもらい帯広へ…

※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。

 

旅人物語 第十六話 

カニの家】

今でいう所のバックパッカー達が無料で宿泊できる施設…と言ってもテントが張ってあるだけなんですが…。

ここではツーリングなどで北海道を旅する人たちにアルバイトの紹介などもしてくれ地元の方々がボランティアで運営しているのです。

なぜカニなのかと言うと当時の旅人は今と違い横長のリュックで行動をしていて電車などの狭い通路を歩く時に横向きに歩いてその姿がカニの様だと。

今も残ってるのかなぁ~と調べてみましたら…ありました~!!

ただ…今は当時の面影はなくだいぶ離れた場所にログハウスになって今でも旅人を迎え入れてくれてるそうです~!!

  詳細はこちらの記事にて!この写真がまさにそう!!…泣けてきた。

pucchi.net 久しぶりぶり~の電車に揺られ空腹を耐えながらようやく帯広へ到着。

歩いてすぐの所にありましたよカニの家】 

テントの前は何十台ものバイクが止まってありました。

アルバイトの募集はあるのか尋ねたら『今はないけど直ぐに募集あるよ』ということで寝るところを確保し焚火をしている所で食事を頂きました。

しばらくするとブロロ~ンという音とともに歓声が湧き上がりました。

何事かいな?と見てみると…

2台のいかついバイクが到着。

映画『イージーライダーのあのバイクそのものです。

そしてヘルメットとサングラスを取ってバイクを降りたその姿は…

白髪によぼよぼの70歳ぐらいのおじいちゃんコンビだったのです!!

『ちゃお~!』

恐らくバイク仲間では有名なおじいちゃんコンビなんやろなぁ~。

もう何か渋かった!!

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あ…この写真は ライダーマン (id:deechiyan)さんですから…。

 

そして色々な所にお住まいの色々な方々と色々なお話をしてアルバイトの募集が来るのを今か今かと待つのでありました。 

そして『こういうバイト募集来たけど…どうする?』と。

そのアルバイトというのが…

   ・・・つづく 

 

そして…

KONMA08は散々忙しいとかいいながら…

ついに第3のブログ…登場!!

konma08.hatenadiary.com まずは皆様からの五・七・五な作品募集しております!!

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。

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