こんにちは~!!
5児の父のイケコンことKONMA08です!
私が18歳の夏休みに挑戦した北海道片道切符の旅の話です。
気が付けばもう30年も前の体験談なんやなぁ…
《前回までのあらすじ》
当時18歳のKONMA少年は【青春の18キップ】※片手に大阪を旅立ち三日目にして念願の北海道の大地にガンダムの第1話のように立った。
そして何やかんやして無謀にも片道20Km以上の道のりの山道を登り死にそうになるのでありました…
※【青春の18キップ】1枚の切符で1日中JR線の急行電車までなら乗り放題の切符。5枚綴りで当時は1万円(現在は11850円)でした。
旅人物語 第十四話
滝野すずらん丘陵公園を出て7時間…私は中島公園に戻ってきたのでありました。
ただ前日と違うのは昨日は段々と山の真っ暗な山道を登って歩いたのに対しこちらは暗くなってきても外灯があったこと。
灯りがあることで心がこんなに安らぐなんて。
それに見て見て!!
『今夜はこの中島公園で寝るんやけどもホラホラ…カップルばっかり。
うらやましいやんか…アカン…旅立って6日めにしてさみし~なってきた…つらいよぉ~ん』
この日の日記はこう締めくくられていた…。
そして…第2部の物語が始まる…
8月13日(日)
小雨が降っていた…
朝から悪寒と頭痛がする…風邪やろか??
昼過ぎまで屋根のあるベンチに座り友達への暑中見舞いを書いていた。
そして
親父からもらった封筒に入っていたお金にいつまでも頼ってられへんと意を決してアルバイトを探し始めるのでした。
旅行鞄と寝袋を背負ったサンダルの青年が札幌の都会を歩きまわりアルバイト募集の貼り紙を探していた。
ある一軒のラーメン屋さんがあったのでアポなしでいきなり店長を呼び出し…
私『あの…そこの貼り紙みて。アルバイトしたいんですけど…』
この妖しげな私を下から舐めまわすように見る店長。
店長『? 住む所あんの??』
私『今 札幌駅で寝泊まりしてます…』
……ええ。
もちろん断られました…ものの3秒で!
ドラマのように『家に泊まりな』という返事がくるものだと思っていた。
なのでかなりショックで悔しくて悔しくて悔しくて。
やけになってお金を散財するのでした…もちろんパチンコはしてませんが。
友達へのお土産を山ほど買って余計に荷物が増えるというアホまるだし。
3日ぶりの銭湯で汗を流し洗濯もして再び札幌の駅に寝袋を敷く…。
するとリュックに寝袋を背負ってる30歳ぐらいの1人の男性Mさんが
M『ここ空いてる? 寝袋敷いてええかな?』
私『どうぞどうぞ』
M『兄ちゃんどっから来たん??』
私『大阪ですけど』
M『おお。俺も大阪の吹田市や』
私『ええ~!? 僕も吹田の◎◎ですけど!!』
M『ウソやん!? 俺も◎◎の××に住んでるで!!』
私『マジっすか!? めちゃめちゃ近いやないですかっ!!』
…という訳で奇跡的にも近所のお兄ちゃんと出会うのでありました。
・・・つづく
本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。
ホンマに何度も書きますがいつも暖かなコメントをありがとうございます。
更新日の日はコメントを読めるのが楽しみでワクワクしております。
できる限り皆様のブログにもお邪魔したいと思っておりますので
これからもどうぞ宜しくお願いしますね。
お時間のある時にでも遊びに来て下さいね。
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